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東北大学グローバルセンター GLOBAL LEARNING CENTER, TOHOKU UNIVERSITY

2019spring_SAP Indonesia

海外留学体験談

SAP、FL、交換留学、海外体験等、様々な海外留学の体験談をご紹介します。

スタディアブロードプログラム(SAP)



積極性の大切さを再認識できました
三ツ木 鴻佳さん 工学部2年(プログラム参加時)  

参加プログラム:
2019年夏カナダ・ウォータールー大学「カナダで学ぶ英語と文化体験」


 私は入学当初から漠然と留学したいと考えており、SAPに参加することを決めました。SAPのプログラムには他にも色々な種類のものがありましたが、ホームステイが各家に日本人一人ずつできるという点と、4週間という滞在期間の長さに魅力を感じ、ウォーターループログラムを選びました。
 プログラムの内容は、平日の日中は学校へ行き英語の授業を受け、放課後はほぼ毎日学校が開催してくれるイベントに参加し、週末にはナイアガラの滝やトロントへ行く、といったものでした。授業では、様々な国籍の方と意見を述べあったり、フィールドワークがあったりと、いろいろな情報を実際に見て、聞いて、考える機会がたくさん設けられており、自分の意見をしっかり持ち、それを発信することの重要性に気づかされました。また、放課後のイベントでは同じプログラムに参加している日本人はもちろん、様々な国の方と交流を深め、仲良くなることができました。週末の何もイベントがない日には、自分たちで行きたいところを決め、自由に日程を組んで動けたのもとても楽しかったです。
 毎日自分から積極的に行動を起こしたことで、文化の違いなどの面で新しく気づくことや驚くことが多くあり、刺激的で有意義な4週間とすることができました。そして、また留学へ行ってみたいと思わせてくれるとても良い経験になりました。


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ファカルティレットプログラム(FL)



大自然の中で環境や文化について考えた、充実した14日間でした
熱海 南帆さん 医学部保健学科 2年(プログラム参加時)  

参加プログラム:
2019年夏アメリカ・モンタナ大学「モンタナの大自然の中で環境問題を考えよう」


 モンタナ州は、アメリカ北西部に位置する自然豊かな州です。私はそこでの活動を通し、地球環境などについて学びました。特に印象に残っているのは、グレーシャー国立公園を訪れたことと、フラットヘッド湖の畔で微生物の調査を行ったことです。広大な自然に触れ、その中で活動できたことは、とても貴重な体験だったと思います。
 また、大学では、現地の方々と交流する時間がたくさん設けられていました。その方々と英語で会話することを通して、文化の多様性や、日本の座学では身に着けることのできない実用的な英語を学びました。現地学生とともに授業を受けた際は、アメリカと日本、それぞれの学生がお互いの国にどのようなイメージを持っているかなどについて話し合う機会があり、海外から見た日本という、いつもとは違った視点を知ることができました。他にも、2泊3日のホームステイで家庭の生活を体験するなど、盛りだくさんの14日間でした。
 この海外研修が私にとって初めての海外渡航でしたが、モンタナ州で出会った方々は皆さんとても親切で、温かく私たちを迎えてくれました。プログラムに参加した学生の多くが、「またモンタナに行きたい」と口にするほど、素晴らしいプログラムでした。


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海外体験プログラム



自然、人、物、食べ物、文化などすべてが最高の場所です
中野 佑香さん 法学部1年(プログラム参加時)  

参加プログラム:
2019年夏 フィンランド・オウル大学「Scandinavian Studies Summer School 2019」


 私は9月にフィンランドのオウル大学にて約2週間のサマープログラムに参加してきました。海外体験プログラムはSAPやFLと違い、海外の大学や政府・企業が全国規模で様々なプログラムを主催していることが多いので、このプログラムに参加することを決めました。
 現地での授業は、簡単なフィンランド語や文学などを読んだり、フィンランドと周辺諸国の歴史や概要について学んだりしました。特に、フィンランドと日本の違いについて話し合い、プレゼンテーションする授業では、日本人学生と現地学生が各グループに分かれ、活発に活動していました。今回のプログラムでは、座学だけでなく、国立公園に行くフィールドトリップやフィンランドのシナモンロールである、プーラの調理体験、また、フィンランド式サウナ体験も経験することができました。休日には、チューターのお宅に伺ったり、カフェ巡りや近くの都市に遊びに行ったりしました。
 フィンランドの大自然や優しい人々、おいしい食べ物などに触れていく中でフィンランドという国に対する関心や愛情が強くなり、将来はフィンランドに関わる仕事をしたいと考えるようになりました。今回のプログラムに参加できたことを心から嬉しく思います。


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交換留学



北欧の自然に囲まれながら、「知る」ことの楽しさを知りました
和田 朱音さん 工学部3年(プログラム参加時)  

派遣大学: スウェーデン王立工科大学(スウェーデン)
留学期間: 2017年8月~2018年6月


宇宙工学分野で国際的に活躍するために
 小惑星探査機はやぶさが、度重なるアクシデントを乗り越えて地球に帰還したのは、私が中学2年生の時でした。この歴史的なイベントを通してすっかり宇宙に魅了された私は、将来宇宙工学分野で国際的に活躍したいという夢を抱き続けてきました。スウェーデン王立工科大学(KTH)では元宇宙飛行士の教授が教鞭をとっており、国際宇宙ステーション滞在経験を踏まえたレクチャーを通して、宇宙開発について深く学ぶことができます。授業で幅広い専門知識を得るとともに、同じ志を持つ学生と交流することで夢の実現への第一歩を踏み出したい、との思いからKTHへの留学を決意しました。

主体性が身に着く授業
 KTHでの授業の大きな特徴として、プロジェクトワークが挙げられます。東北大では座学が多く、受け身な姿勢で授業に臨んでしまっていましたが、KTHでは学生の主体性が強く求められます。例えば、有人宇宙開発に関する授業では、月周回軌道に建設が提案されている有人宇宙ステーションを一からデザインするというプロジェクトワークを行いました。進行などは全て学生に委ねられており、学生間で意見を出し合いながらプロジェクトを進めていきました。同じグループの友人と夜まで作業に明け暮れたり、宇宙のことや自分の将来について夢中になって語り合ったりしたことは、忘れられない思い出です。

留学を通して視野が広がり、「知る」ことの楽しさを知った
 KTHが位置するスウェーデンのストックホルムは、水と自然に囲まれた美しい街です。都会でありながらも落ち着いた雰囲気で、勉学に打ち込むのに最適な環境でした。授業や大学内外のイベントを通して、世界各国の学生と出会いましたが、Fika(コーヒーを片手に談笑する、スウェーデン特有の文化)をしながら自国の文化・慣習について話したり、政治や国際問題について真剣な議論を交わしたりする機会を多く得たことで、「世界には自分が知らないことが沢山ある」ということに気付きました。それと同時に、常に広い視野で物事を捉える習慣が身に着き、知ること・学ぶことの楽しさを実感することができました。沢山の友人に囲まれ、日々新しい気付きを得ながら過ごした10ヵ月間の留学生活は、私の一生の宝物です。



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COLABS



日本人としての自分を深く、多角的に見つめ直すことができたこの期間を、一概に言い表すことはできません
谷越楓さん 工学研究科 博士前期課程1年(プログラム参加時) 

派遣大学: ブリュッセル自由大学(ベルギー)
留学期間: 2018年9月~2019年8月


カルチャーショックを感じないほどの別世界で一人、生活を築くということ。
 留学に応募した目的はもちろん建築をより深く学びたい、日本ではできない経験をしたいという思いからでした。しかし結論からいうと、毎日同じ景色、同じ人に囲まれて安定していた大学生活の中で、気づかぬ間に失われていた自信や熱意を取り戻すことができたということが、この留学における一番の成果だったと感じています。
 私の研究分野は建築デザインであるため、歴史あるヨーロッパで実際に学ぶことができたのは大変貴重な機会でした。日本人とは違う表現感覚を持つ人々に囲まれることは刺激的で、設計手法はもちろんプレゼンの仕方や模型の作り方、教授との距離感など日本とは全く違う環境での生活は確実に私自身の考え方に影響を与えました。ただ、勉学を通じて成果を得ることは留学の前提であり、それ以上に生活の面で得られた新たな価値観にこそ留学の醍醐味があるように思います。
 私は自分で家探しをし、女の子8人でシェアハウスをしていました。学校の友達も含めてみんな仲が良く、締め切り間近で切羽詰まっているとクッキーを焼いて持ってきてくれたり、夜みんなで街に繰り出したり、晴れた日には公園や家のバルコニーでピクニックしたりと家族のように生活していました。このような日本とは全く違う価値観の生活は、どちらがいいとか悪いとかではなく、まるで別世界にいるような感覚にしてくれました。つまりカルチャーショックを感じず、別視点から自分のこれまでとこれからの生活を見つめる時間になったということです。日本にいるだけでは絶対に見ることのできなかった新たな一面がそこにはあり、自信が得られたと共に、良くも悪くも単調になっていた生活から抜け出してチャレンジする勇気を与えてくれました。