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東北大学グローバルラーニングセンター GLOBAL LEARNING CENTER, TOHOKU UNIVERSITY

海外留学体験談 【SAP】

SAP(スタディアブロードプログラム)の体験談をご紹介します。


  • #6_2020年春 英国・シェフィールド大学「イギリス・シェフィールドで学ぶ実践英語」教育学部 髙際 剛史さん
  • #5_2020年春 米国・カリフォルニア大学サンディエゴ校「カリフォルニアで学ぶ実践英語」工学部 本田 恵人さん
  • #4_2020年春 米国・ニューヨーク州立大学オールバニー校「ニューヨークで学ぶ実践英語」法学部 二澤平 菜月さん
  • #3_2020年春 米国・デンバー大学「ロッキー山脈の麓コロラド州デンバーで学ぶ実践英語」理学部 山根 悠輝さん
  • #2_2019年夏 カナダ・ウォータールー大学「カナダで学ぶ英語と文化体験」工学部 三ツ木 鴻佳さん
  • #1_2019年春 インドネシア大学 「インドネシアで挑戦するインターンシップ」 経済学部 石神 開さん



  • #06



    異文化に触れることで俯瞰的視点を持ち、新しいことにチャレンジする精神を得る契機となりました。
    髙際 剛史さん 教育学部2年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2020年春 英国・シェフィールド大学「イギリス・シェフィールドで学ぶ実践英語」



     私がSAPに参加した理由は、失敗することを恐れ新しいことにチャレンジすることを億劫に思ってしまう自分を変えたいと思ったからです。そして、異文化適応力と行動力の向上を目標に据えて「イギリス・シェフィールドで学ぶ実践英語」プログラムに参加しました。自然が豊かで多様性に富むシェフィールドの街での生活、授業、ホームステイの1つ1つは、全て私にとって初めての経験であり、大変充実した日々を過ごすことができました。
     このプログラムではシェフィールド大学付属の語学学校に通います。そのため、大学の教員や現地学生との会話は全て英語で行い、常に英語を使わなければならない環境に身を置くことができます。自分からアクティブに英語を話そうとする意思を持つことで、英語力はもちろん行動力の向上が期待でき、私にとって最適な環境であると感じました。また、授業外でもさまざまな国籍の現地学生と共に会話をすることで、それぞれの価値観や文化を共有し合い、日本では考えられないような独自性が他国にはあることを知り、自分の視野の狭さを痛感しました。新しい発見という点で、非常に新鮮でした。
     これらの経験を通して、上述の目標達成という成功体験を積むことで、自分にとって大きな自信につながりました。今後も引き続き英語力、行動力の向上に努め、グローバルな視点で物事を考えていきたいと思っています。最後になりますが、この1ヶ月間仲間と共にイギリスで過ごした思い出はかけがえのないものとなりました。




    #05





    困難に直面し続けた経験
    本田 恵人さん 工学部1年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2020年春 米国・カリフォルニア大学サンディエゴ校「カリフォルニアで学ぶ実践英語」



     私は、東北大学のユニバーシティハウスに入寮し留学生と接していく中で、自身の英語力を向上させたいと強く思うようになり、SAPへの参加を決意しました。
     UCSDプログラムでは、最大のイベントとしてTohoku Nightという企画がありました。このイベントで、私たちはオリンピックやSDGsなどについてのプレゼンテーションを行い、現地の学生と自由な意見交換をしました。海外の人と交流するとなると違いにばかり目が行きがちですが、同じ大学生として共通点も多く、とても良い経験となりました。毎日の授業では英語を教える専門スキルを持つ講師から、英文法や英会話を学びました。深い教養のある先生から様々な話を聴かせて頂いたり、現地学生とディスカッションしたりと、どの学習経験もためになるものでした。
     また、放課後は自分の足で街を歩きながら学ぶことも多かったです。街では人種問題、貧富の格差、失業といった昨今問題となっている状況を目の当たりにし、それらに直に触れることで自分の考えが変容していくのを感じました。
     私が滞在した時期はコロナ禍の序盤だったこともあり、アジア人に対する周囲の目や環境の急激な変化を経験したり、先行きのわからないなか対処の困難な場面がいくつもありましたが、そのたびに柔軟に状況判断し行動できるようになれたと感じています。この得難い経験を活かし、今後も何事にも深く考え積極的に活動できるようにしていきたいです。




    #04



    多文化を体感した4週間
    二澤平 菜月さん 法学部1年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2020年春 米国・ニューヨーク州立大学オールバニー校「ニューヨークで学ぶ実践英語」



     人種の坩堝と言われるアメリカに行ってみたいという好奇心と、英語をより身近に感じながら、主にスピーキングとリスニング能力を向上させたいという目標を持ってニューヨークのプログラムに参加しました。ニューヨーク州の州都であるオールバニーの歴史ある街並みと、モダンなデザインで構成されるキャンパスから文化を肌で感じつつ、先生方やホストファミリー、他国出身の留学生等の親切な対応に助けられ、あっという間の4週間を過ごしました。
     授業では、拙い英語であっても積極的に発言できたことを評価した丁寧な指導のもと、活発に意見を交わしていました。そのため、見知らぬ場所で多様なバックグランドを持った人々と母語ではない言語でコミュニケーションをする生活への不安は打ち消され、楽しみながら異文化交流と英語力の向上ができたいい経験を得られました。生活をしていくなかで、他者理解の重要性を痛感し、広く興味をもって知識を深めたいという意欲も獲得できました。今回の留学経験を生かして、英語力の向上のみならず、能動的な行動を心がけていきたいと思います。




    #03



    充実した語学研修プログラム、アクティビティを体験できました!
    山根 悠輝さん 理学部1年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2020年春 米国・デンバー大学「ロッキー山脈の麓コロラド州デンバーで学ぶ実践英語」



     私は元々英語でディベートや、プレゼンテーションをすることが好きだったので、実際に英語圏に留学することで、英語で発信する力を高めることを目標として、デンバープログラムに参加しました。現地で受けた授業では、何度も人前で発言する機会があり、そういったことが好きな私は、楽しみながら課題の発見、英語の運用能力向上を行うことができました。その他にも、現地学生との共同プロジェクトが用意されており、その中でも、現地学生とのコミュニケーションやプレゼンテーションを通して、英語での発信力を強化することができたと思います。
     留学といえば語学学習だけでなく、現地でのアクティビティも醍醐味の一つですが、その点でも充実した生活を送ることができました。デンバーの近くには、ロッキー山脈が連なっているのですが、そこを訪れた際、日本では見ることのできない、迫力満点の大自然が待ち受けていました。私は専攻が地球科学ということもあり、目をキラキラさせて山脈付近の地質を観察したことを覚えています。また、様々なイベントに参加させてもらい、たくさんの現地学生と知り合いました。仲良くなった学生と一緒に食事に行くなど、現地学生との交流も最大限楽しむことができました。
     今回の留学で、実際に海外で英語運用スキルを磨いたことにより、モチベーションがさらに高まり、今も日々新たなことを吸収しようと英語学習に励んでいます。また、語学以外にも、新たなことを体験する楽しさを知り、帰国後は、例えば動画編集やプログラミングの勉強など、興味を持った様々なことに挑戦するようになりました。デンバープログラムへの参加は、将来の私にとって、本当に価値のある、貴重な体験になったと感じています。




    #02



    積極性の大切さを再認識できました
    三ツ木 鴻佳さん 工学部2年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2019年夏 カナダ・ウォータールー大学「カナダで学ぶ英語と文化体験」



     私は入学当初から漠然と留学したいと考えており、SAPに参加することを決めました。SAPのプログラムには他にも色々な種類のものがありましたが、ホームステイが各家に日本人一人ずつできるという点と、4週間という滞在期間の長さに魅力を感じ、ウォーターループログラムを選びました。
     プログラムの内容は、平日の日中は学校へ行き英語の授業を受け、放課後はほぼ毎日学校が開催してくれるイベントに参加し、週末にはナイアガラの滝やトロントへ行く、といったものでした。授業では、様々な国籍の方と意見を述べあったり、フィールドワークがあったりと、いろいろな情報を実際に見て、聞いて、考える機会がたくさん設けられており、自分の意見をしっかり持ち、それを発信することの重要性に気づかされました。また、放課後のイベントでは同じプログラムに参加している日本人はもちろん、様々な国の方と交流を深め、仲良くなることができました。週末の何もイベントがない日には、自分たちで行きたいところを決め、自由に日程を組んで動けたのもとても楽しかったです。
     毎日自分から積極的に行動を起こしたことで、文化の違いなどの面で新しく気づくことや驚くことが多くあり、刺激的で有意義な4週間とすることができました。そして、また留学へ行ってみたいと思わせてくれるとても良い経験になりました。




    #01



    インドネシアの社会、文化、人々の優しさに触れることができました
    石神 開さん 経済学部 2年(プログラム参加時)  

    参加プログラム:
    2019年春 インドネシア・インドネシア大学「インドネシアで挑戦するインターンシップ」



     2月末から約1ヶ月間インドネシアでの体験です。
    始めの2週間はインドネシア大学にて講義を受けたり、国際的な機関を訪問したりしました。後半はイオン・インドネシアにてインターンシップを行いました。
     講義はインドネシア語を学ぶものや、インドネシアの経済、文化、環境について学ぶ内容でした。そのほかインドネシアの文化体験を目的とした活動もあり、楽しむことができました。
     インターンシップでは、店舗の近くで暮らしている住民の方々を訪ねてアンケート調査を行い、その結果と分析の概要を社員の方に英語でプレゼンテーションを行いました。東北大生とインドネシア大学の学生2人ずつの計4人でのグループ行動をしながら、インドネシアでの暮らしぶりを見ることができ、非常に興味深いものでした。インドネシア語で話しかけると、皆にこやかに話してくれました。インドネシア語が通じた時は非常にうれしかったです。
     これまで、私は英語の授業を受けたり、英語で外国の方と話したりする経験があまりなかったため、応募の時も緊張したことを思い出します。留学に興味はありませんでしたが、このインドネシアでの体験で心変わりし帰国後すぐ長期留学を決めました。今後を大きく変えたとても有意義な体験でした。