グローバル萩海外留学奨励賞受賞者集合写真
グローバル萩海外留学奨励賞受賞者

グローバルリーダー認定者集合写真
グローバルリーダー認定者


8月1日(月)に東北大学片平北門会館エスパスにて、2022年度第1回「東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞授与式」及び「東北大学挑創カレッジグローバルリーダー育成(TGL)プログラム グローバルリーダー認定証授与式」を開催しました。

グローバル萩海外留学奨励賞はこの夏から海外留学をする優秀な学生に、グローバルリーダー認定証はTGLプログラムに参加し所定の条件を満たしてグローバルリーターに認定された学生に授与されるものです。

今回は、13名がグローバル萩海外留学奨励賞を受賞し、14名がグローバルリーダーに認定されました。
授与式には、グローバル萩海外留学奨励賞受賞者7名、グローバルリーダー認定者13名が出席し、大野総長より受賞者および認定者に対しお祝いと激励の言葉が贈られた後、1人1人に対して証書が授与されました。
また、グローバル萩海外留学奨励賞受賞者を代表して農学部3年小島蒼太さん、グローバルリーダー認定者を代表して文学部4年の遊佐真さんがそれぞれスピーチをし、これまでに学んだこと、今後の目標などについて力強く語りました。

受賞者・認定者の皆さんの今後のますますの活躍を期待しています。

グローバル萩海外留学奨励賞 受賞者代表
農学部3年 小島 蒼太さん


私が今回留学を決めた理由を一言で表すならば、「好奇心」です。今までの自分の考え方やモノの見方を構築してきたこの日本から外の世界に飛び出して、「外国人」・「マイノリティ」として生活を送るようになったときに、自分自身がどのように変化するのだろうかという興味に加え、自分の専門分野である農学をもっと幅広く学びたい、風土や文化によって大きく考え方や方法が異なってくる農業について、日本以外の国の人々の考え方を知りたいなどといった様々な好奇心が私の留学の原動力となっています。
そして、この好奇心を満たすために今回選んだ留学先がアメリカのUC Davis(カリフォルニア大学デービス校)です。アメリカは人種のサラダボウルと言われる通り、多様なバックグランドを持った人たちが集まっている国であり、その環境の中では今まで自分が築き上げてきた概念では通用しない場面が必ず出てくるはずです。そのような場面こそが自分自身の成長のチャンスです。今までの自分を壊す勇気を持ち、出会った人たちや環境全てを受け入れた、新しい「小島蒼太」という人間へのアップデートを繰り返していけたらと思っています。 (一部抜粋)

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TGLプログラム グローバルリーダー認定者代表
文学部4年 遊佐 真さん


目をつむると、小さな田舎町の6畳部屋、その片隅で、パソコンを通し、海外の動画を食い入るように見ていた幼いころの自分の姿が浮かびます。お気に入りは、We Are The Worldでした。歌は歌えなくても、音楽には疎くても、私にも、国境を越えて誰かのためにできることがある。そんな夢を抱いたあの瞬間が、私がグローバルリーダーに向けて、一歩を踏み出した瞬間でした。
そして、月日が流れ、高校生の頃、依然として私は漠然とその夢を追いかけながら志望校選びをしていました。そして、偶然、東北大学のホームページ上でTGLプログラムを目にし、何か運命のようなものを感じながら、同時に、自分の将来が少しだけはっきりとするのを感じました。(中略)
TGLプログラムの中で、私を支えたのは、間違いなく幼いころに描いたあの夢でした。今、その夢は、「国境に捉われず、人々の課題を解決する企画者になる」という目標へと変わりました。パンデミックや戦争、貧困、環境問題…。もはやどの社会課題も国境によって縛られていません。私たちグローバルリーダーはそれぞれの分野から課題解決に取り組むでしょう。そして、これまでの学びを活かして、柔軟に、そしてより深い観点から、積極的に問題と向き合っていくでしょう。ただし、これは私たちにとってスタートです。様々な変化の中で、時には迷ったり、打ちひしがれたりすることもあると思います。しかし、自分にとっての夢を、そして、目標を忘れず、TGLプログラムで身に着けた学びと姿勢を基に、これからも精進していきます。 (一部抜粋)

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なお、授与式については東北大学のウェブサイトおよびSNSにも記事が掲載されています。
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