グローバルリーダー認定証授与式集合写真


 令和3年2月5日(金)に東北大学片平さくらホールにて、令和2年度第2回「東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGLプログラム)グローバルリーダー認定証授与式」を開催しました。

 グローバルリーダー認定証はTGLプログラムに参加し所定の条件を満たしてグローバルリーダーに認定された学生に授与されるものです。2020年度後期期は10名がグローバルリーダーに認定されました。 新型コロナウイルス感染症の予防対策を行った上で、約1年ぶりに対面で開催された授与式には、令和2年度後期のグローバルリーダー認定者10名のうち8名が出席しました。
 授与式では、まず初めに大野総長より「挑戦する心を持って、新しいグローバル社会の構築に向け大きく活躍することを期待する」と認定者に対しお祝いと激励の言葉が贈られ、受賞者1人1人に対して認定証が授与されました。 その後、認定者を代表して工学部4年の大友沙紀さんが挨拶し、TGLプログラムにおける学びや今後の抱負などを述べました。
 認定者については、TGLプログラムを通じた学習や活動により培った能力や俯瞰的な視野を持って、今後大きく変革していくグローバル社会で重要な役割を担う人材としての活躍が期待されます。


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総長から1人1人に認定証が手渡されました
認定者代表スピーチ
工学部4年大友さんによる代表スピーチ

グローバルリーダー認定者代表
工学部 4年 大友 沙紀さん

 この度、グローバルリーダーの認定をいただきましたこと、大変光栄に思います。
 TGLプログラムは、私の大学生活の根幹を成し、行動や考え方に最も大きな影響を与えたものであったと感じております。
 グローバルリーダーを目指す過程で特に印象に残っているのは、グローバルゼミの学びと国際交流サークルIPLANETでの活動です。グローバルゼミの授業で異文化理解や国際教養の知識を身に付け、IPLANETの活動で異文化交流を実践することができました。さらに、これら2つの活動で学部を超えて出会った同じ志を持つ仲間は私にとって大きな財産になりました。
 そして、約1年のデンマーク工科大学での交換留学が、私を、行動することを恐れない、また自分と他者の多様性を認められる人間に成長させてくれました。日本人のいない土地、自分を知っている人が誰もいない環境では、自ら考え行動しなければ物事は何も進まないということを実感しました。交換留学中に私が行った数ある活動の中で、ボランティアに参加したことで得た、国や文化にとらわれず誰かのために同じ目的のもとで仲間と時間を共有した経験は、行動力、異文化理解、語学力全ての面で自分の成長につながったと確信しております。
 TGLプログラムでの経験を通し、グローバル人材とは、言語や文化にとらわれず相手を一人の個として、また自分自身も一人の個として、その多様性を認められる人材のことだと考えるようになりました。私は、容姿や学歴、文化などではなく、自分の内面にある個性やコミュニケーション力、教養、行動力を持って一人の人として誰とでもどこでも生きられる人間になりたいと思います。
4月からは東北大学工学研究科に進学します。卒業後に海外の大学院への進学も視野に入れ、TGLプログラムで習得したスキルや姿勢をさらに伸ばしたいと考えています。そして、将来は、広く深く世界を捉え、技術がよりよく使われる社会に貢献できる人材になることを目指します。(一部抜粋)



なお、授与式については東北大学のウェブサイトおよびSNSにも記事が掲載されています。
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