2019年2月5日(火)に片平北門会館エスパスにて、平成30年度第2回「東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGLプログラム)グローバルリーダー認定証授与式」を開催しました。グローバルリーダー認定証はTGLプログラムに参加し所定の条件を満たしてグローバルリーダーに認定された学生に授与されるものです。
授与式では、関係者参列のもと大野総長より激励の言葉とグローバルリーダー認定証が贈られ、代表者が挨拶し今後の抱負などを述べました。
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グローバルリーダー認定者代表
歯学部 4年 佐藤友美さん
私が海外に興味を持ったのは中学生の頃、白洲次郎についての本を読んだことにさかのぼります。
彼の人生を大きく変えた留学に漠然とした憧れを持ち、私も高校と大学での留学を決めました。私の場合は、高校でアメリカ留学を経験した際、歯科医師であったホストファザーの影響で歯学部への道を志すこととなりました。歯学を学びつつ、留学が充実している大学として この東北大学を選んだのは、私の今までの人生において最良の決断であったと確信しております。お陰様で多くの課外活動や講演会に参加でき、留学生に紛れて日本人1人の授業など多くの刺激を受けることができました。さらには二年次に留学で学んだことを より具体的に深めた地域医療のあり方について日本歯科医学教育学会で発表する機会をいただきました。また、実際に海外の大学病院を見学させていただいたり、留学先で医療保険制度について専門家とともに話し合ったりすることができました。タイ、中国、香港の歯学部を訪れた際には、同じ志を持つ仲間と将来を語り合い、今でもかけがえのない友と出会うことができました。そして留学を通して 海外での最先端な技術や研究を学び、日本の将来の一翼を担う存在になりたいと強く思うきっかけとなりました。医学に国境がないという言葉通りに 信念を持ってこれからも積極的に学んでいきたいと考えております。
来年度から始まる病院実習では、課外活動や留学で培ったコミュニケーション能力や探究心に より一層の磨きをかけ、東北大学大学院に進学後はダブルディグリープログラムを利用した、アジア型デンティストリーをより深く、専門的な分野にまで学びたいと思っております。歯科の分野からQOL向上に重きを置いた社会の実現を目指し、高齢社会をリードするだけではなく、凛として 生き生きとしたライフを送れる社会のあり方を世界に発信できるような研究をしたいと思っております。(一部抜粋)