2020年2月5日(水)に東北大学片平北門会館エスパスにて、令和元年度第2回「東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGLプログラム)グローバルリーダー認定証授与式」を開催しました。
グローバルリーダー認定証はTGLプログラムに参加し所定の条件を満たしてグローバルリーダーに認定された学生に授与されるものです。
授与式では、関係者参列のもと大野総長より激励の言葉とグローバルリーダー認定証が贈られ、代表者が挨拶し今後の抱負などを述べました。当日の出席者7名を含め、後期のグローバルリーダー認定者は計8名となりました。
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授与式終了後には、授与式の緊張感から解放された和やかな雰囲気の中で、グローバルリーダー認定者たちと大野総長をはじめ本学役員や研究科長らが自由に懇談する機会が設けられました。
また、その後行われたネットワーキングイベントでは、既に認定されたグローバルリーダーも参加して、グローバルリーダー同士の交流を深めると共に、在学中のグローバルリーダーとしての今後の活動についても話し合いが行われました。


グローバルリーダー認定者代表
医学部 3年 中山 愛子さん

 この度、グローバルリーダーの認定をいただきましたこと、大変光栄に思います。
このプログラムは私の全学教育課程の根幹をなしていると言っても過言ではありません。
印象深かった取り組みとして、留学生との英語を用いたディスカッションの授業、全学部の学生からなるグローバルゼミ、そして 一年生の冬に参加させていただいたStudy Abroad Programが挙げられます。特にイギリスへの留学経験は、海外経験が全くなかった自分に自信を与えるとともに、今後さらに自己研鑽を積もうという意欲を与えてくれました。これらの経験で身に付けることができたことの一つに、「寛容」の精神があります。異なった文化背景や意見を持つ他者との、ものの見方や考え方の違いを認めた上で、謙虚に他者に教えを請うことの大切さを学びました。また、学部を超えて出会えた沢山の仲間も、このプログラムを通じて得た宝物の一つです。
 私は将来、公衆衛生に関わりたいと考えております。なかでも職場での健康を守る医師、産業医をキャリアの一つとして考えております。昨今の日本の労働現場では、労働体系の劇的な変化や過重労働が問題となっており、それらに起因するうつ病などの精神疾患発症の予防が急務となっております。私は医師として、心身ともに健康に働ける社会作りに貢献したいと考えています。この問題に取り組むためには、日本国内だけでなく海外にも目を向け、解決策を探っていく必要があると私は考えています。 今後も留学を視野に入れ、様々な国の現状の違いをこの目で見、我が国の労働衛生の改善につなげていきたいです。
 このような素晴らしい機会を与えてくださいました大野総長はじめ諸先生方、そしてリーダー認定までの長い道のりにおいて私たちを支えてくださったグローバルラーニングセンターの先生方に感謝申し上げます。この感謝の気持ちを忘れず、今後も研鑽を積んで参ります。(一部抜粋)





なお、授与式については東北大学のウェブサイトおよびSNSにも記事が掲載されています。
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