2016年1月16日(土)にTUFSA(東北大学留学生協会)とSCRUM(東北大学東日本大震災学生ボランティア支援室)学生スタッフチームが女川・石巻で外国人留学生向け被災地スタディーツアーを行い、約40名の外国人留学生が参加しました。


午前中は東北大学大学院農学研究科の女川フィールドセンターにて、同センター木島明博教授に女川の被災の様子と海の生態系への影響についてご講演いただきました。石巻に移動してから、地域の人々と交流をしながら、昼食・石巻被災地ツアーをし、仮設住宅への訪問、石巻ニューゼにて震災直後に発行された石巻日日新聞号外の手書き壁新聞を見学しました。そして、雄勝で震災後林業を始められ、雄勝の復興にご尽力されている阿部晃成さん、ISHINOMAKI 2.0を立ち上げ、家具の製作・販売を行う石巻工房や、石巻の物件の大家さんと起業家・居住者をマッチングする石巻2.0不動産などあらゆるプロジェクトを石巻で展開している松村豪太さんにご講演いただきました。最後にグループに分かれて、このツアーを通して学んだこと、そして自分たちが被災地のためにできることを話し合い、どの留学生も自分の思い、感じたことを熱く語っていました。


終了後のアンケートからは、現在の被災地の様子を自分たちの目で見、被災者の方々から直接声を伺うことができてよかったという声や、被災地の人々の絆の強さ、困難に直面する中での人としての強さに感銘を受けたという声が聞かれました。TUFSAとSCRUMでは、来年度また合同スタディーツアーを企画する予定です。


DSC_0933 DSC_0913