12月12日(火)に東北大学片平北門会館エスパスにて、2023年度第２回東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞授与式」を開催しました。 　グローバル萩海外留学奨励賞は海外留学する優秀な学生に授与されるものです。 　今回は10名の学生が受賞し、授与式では、関係者参列のもと大野総長より激励の言葉と共に出席した６名にグローバル萩奨励賞が贈られ、代表者が挨拶し今後の抱負などを述べました。

受賞者代表
経済学部2年　高野　颯太

このたびは、このような名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。また、本日ご列席いただいた大野総長をはじめ、この賞に携わっていただいている全ての関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。

私が留学を望んだ最大の理由は海外への憧れです。私は幼少期から英会話を習ってきており、他国の人と、世界共通言語となりつつある英語でコミュニケーションを取ることの楽しさを学んできました。しかし、実際に海外に行ったことは今までに一度だけで、滞在期間の短いものでした。しかし、この一度の海外経験により、海外の大学で学ぶことへの憧れが高まり、東北大学に入学したら、必ず留学すると決めていました。

大学に入学し、経済学の勉強を始めて、将来、その知識を活かして、データ科学を活用した世界経済全体のさらなる発展に貢献したいしたいというビジョンを持つようになりました。この将来のビジョンに向けて、大学時代に英語運用能力はもちろんのこと、グローバルな基準、考え方、価値観を習得することが重要だと考えています。シンガポールは多民族的な国家であり、英語をはじめとする4つの公用語を採用しており、シンガポール国立大学は世界100以上の国から来た留学生が集まっています。これらのような素晴らしい環境で必ず目標を達成したいと思います。

シンガポール国立大学では、基礎的な経済・経営の分野の授業を幅広く履修する予定です。留学を通して、日本では得ることの難しい知識や体験を得ることで、多角的な視点や考え方を養い、東北大学での専門的な学びをより深めていけると考えています。

今回の交換留学にあたってご支援いただいた全ての方に、「交換留学に行く手助けをして良かった」と思っていただけるように全力を尽くします。最後に、この留学の目標を英語で述べさせていただいて、受賞者代表の言葉とさせていただきます。

My career goal is to become an economist with a global perspective. It is critical for me to gain knowledge and skills to understand and analyze the events in the economic field in Japan and the world during college.
Now, I have obtained a chance to study the Global economy at the National University of Singapore.
While studying in Singapore, I aim to achieve two objectives. The first objective is to obtain knowledge of the Asian economy and develop data analysis skills by taking courses regarding the Asian economy and data analytics. The second objective is to expand my network abroad. The more global my network becomes, the more information I can obtain to work globally.
Upon completing this study abroad, I will continue to make further efforts at Tohoku University to become an economist with a global perspective. The knowledge, skills, and perspectives I will gain from my study abroad experience will assist me in achieving my future goal. Finally, I sincerely thank everyone who assisted me in realizing my dream of studying at the National University of Singapore. Thank you.
（一部抜粋）




なお、授与式については東北大学のウェブサイトおよびSNSにも記事が掲載されています。
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