2021年12月20日(月)に東北大学片平北門会館エスパスにて、2021年度「東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞授与式」を開催しました。
東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞は海外留学する優秀な学生に授与されるもので、この度は7名が受賞しました。
授与式では、関係者参列のもと大野総長より激励の言葉と共に出席した6名にグローバル萩奨励賞が贈られ、代表者が挨拶し今後の抱負などを述べました。
受賞者代表
経済学部3年 根本 一希さん
本日、受賞者を代表して、受賞スピーチの機会をいただきましたことを大変光栄に思っております。ありがとうございます。
私は、経済学を用いて世界中の人々の才能を最適化するということが必要不可欠だと考えています。そして、その達成に貢献することで、日本をよくしたい、世界をよくしたいと願っています。
この将来のビジョンに向けて、東北大学に入学してから様々なことに取り組んできました。まず、学術活動や特に研究活動では、東北グローバルリーダープログラムに参加し、先日グローバルリーダー認定をいただきました。専門分野において、イノベーション、特にデジタルディスラプションに関する英語論文を執筆し、International Business Intercollegeにて36チーム中4位相当の入賞を果たしました。
ビジョンの実現に向けた次なるステップが留学です。アメリカカリフォルニア大学バークレー校で経済学の専門性向上・アントレプレアーシップの醸成・国際的な活動ができる基礎づくりを達成することが目標です。専門性の向上のために、カリフォルニア大学バークレー校でしか受けることのできない経済学の授業受け、その分野で著名な先生に教えを乞います。
私たちは、世界共通の目標SDGsが必要とされるような社会に生きています。そうした社会には変化や変革が必要であり、変化や変革は誰かが想定・規定したものとは違うことを行うことでしか生まれません。留学を最大限に活かし、従来ある考えや利権を超えて、変化や変革を導き、同世代を引っ張っていける力を身に着けて、帰国したいと思います。(一部抜粋)