東北大学グローバルラーニングセンターでは、仙台商工会議所青年部と産業連携事業として、課題解決型国際共修授業「仙台地元企業について学び、課題を解決しよう」(2020年度後期)を昨年度に引き続き実施しました。
 留学生と国内学生合わせて15名の履修者が4グループに分かれ、仙台商工会議所青年部所属企業へのインタビューや、課題に関する調査をもとに、各企業の抱える課題に対する解決策の検討・発表を英語で行いました。昨年度は教室にてグループワークに取り組んでおりましたが、今年度は、現状を踏まえオンラインでの活動が中心となり、最終発表会もオンラインで実施されました(2021年1月20日)。
 今年度参加した学生は、オンラインツール等も活用しながら、仙台地元企業の現状・課題に対する理解を深めるとともに、グループメンバーと英語を用いてディスカッションを重ねることで、コミュニケーション力に加え、企業の抱える課題に対する提案能力や、論理的なプレゼンテーションを行う力を培う機会となりました。本プロジェクトが、仙台商工会議所青年部所属企業を含む仙台・東北地域の活性化の一助となれば幸いです。
 仙台商工会議所青年部とご協力いただきました4社の企業様には貴重な機会を頂きましたことに感謝申し上げます(株式会社ステップスナイン様、ネッツトヨタ仙台株式会社様、株式会社福田商会様、株式会社Prime Ocean様)。

本プロジェクトの最終発表会の様子は、仙台商工会議所青年部のFacebookでも報告されております。