ダブルディグリープログラム
東北大学と海外の提携校の2つの修士レベル学位の取得を目指すプログラム
学位取得に関わるプログラムのため、学内応募を検討する前段階から、東北大学指導教員、派遣希望先大学の指導教員と3者で綿密な計画を立案する必要がある。
【重要なお知らせ】中国・清華大学との共同教育プログラムについては、2019年度の派遣をもって終了したため、新規に派遣候補者の募集は行いませんことをお知らせいたします。
プログラム概要

研究・学習内容 | 東北大学指導教員と修士課程全体の研究・授業履修計画を立てた上で、適宜の助言・指導を受けてダブルディグリープログラムでの派遣希望先大学・指導教員を選定する。 東北大学指導教員、派遣希望先大学の指導教員と3者で、修士課程全体計画の中での派遣希望先大学での研究・授業履修計画を位置付けた上で、詳細な計画を立てる。特に、東北大学、派遣希望先大学でのそれぞれの修士論文の内容や審査・発表の時期、修了に必要な習得単位数、及び双方の大学間で互換可能な授業数(及び単位数)については、本プログラム学内応募準備と並行して、東北大指導教員から適宜の助言・指導を受けた上で、派遣希望先大学の指導教員に対し、早期に確認すること。 |
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留学先 |
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留学期間 | 1年半程度(留学先により異なる) |
学内募集時期 | 各年度9月中旬頃~11月上旬頃 |
選考過程 | 自身の所属部局を通じて学内応募し、部局における選考に合格した者は、全学的な審査(書類審査。場合により面接審査も行う)を受ける。これに合格した者が最終的に、留学希望先大学へ本プログラムの志願者として申請を行う。 |
応募条件
応募資格
- 所属部局にて、東北大学指導教員により推薦時から留学中、及び留学終了後の指導を受けることできる者
- 本学の学部学生又は大学院学生で、学業、人物ともに優秀な者
- 留学先大学において、専門分野に関する教育を受け、また、その他の活動等を行うために十分な語学能力がある者
- 留学期間終了後、本学に戻り学業を継続し、本学修士号を取得する意志のある者
留学先 | Ecole Centrale | INSA Lyon | KTH |
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対象研究科 | 理学・工学 | 理学・工学 | 理学・工学・農学 |
対象学年(応募時) | 学部2年生・ 学部4年生(CentraleSupélecのみ) |
学部4年生 | 学部4年生 |
語学条件
留学希望大学における指導言語及び交換留学生(外国人留学生)に対する語学要件(最低基準)を設定しているかにより異なる。 ホームページ等で各自確認のうえ、下表により判断すること。
留学先 | Ecole Centrale | INSA Lyon | KTH |
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指導言語 ※1 | フランス語(一部英語) | フランス語 | 英語 |
語学条件 | 要確認 ※2 | TCF 200-299点(応募時) TCF 300-399点(派遣開始時) TCF 400-499点(学位取得時) |
TOEFL®PBTテスト 550以上 TOEFL iBT®テスト 79以上 IELTS 6.0以上 |
※1: 先方大学における選考において、Zoom等を利用した面接試験がフランス語・英語にて行われ、授業履修・研究遂行に十分な語学力を有するか、審査される場合がある。
※2: 各校において異なるため確認を要する。
その他条件
- 授業履修などのやむを得ない場合を除き、学内選考合格後に実施する派遣前オリエンテーションに参加すること。
- 休学して留学するものでないこと。
- 海外留学決定後、留学開始以前に、出発から帰国までの全期間を補償する「学生教育研究災害傷害保険付帯海外留学保険」への加入を必須とし、保険料は留学生本人の負担とする。
- 派遣学生は、ダブルディグリー取得のため、国際共同教育実施委員会からの適宜の支援を受けつつ、東北大学指導教員による推薦から留学中、留学終了後の指導を受けるものとする。
奨学金
ダブルディグリープログラムに参加する学生を対象とした奨学金に申請することができます。
本学が所掌する奨学金は以下のとおりです。
・グローバル萩海外留学奨励賞等の奨学金に申請することが可能
・大学院生の場合、国際共同学位取得支援制度(国際共同教育プログラム)による奨学金に申請することが可能
※申請可能な奨学金は変更となる場合があるため留意のこと。
※奨学金によって申請条件がことなるため、事前に確認のこと。