2026年6月16日(火)、川内北キャンパスICLアカデミック・ラウンジにて、特別セッション「国際社会で活躍するためのスキルとは?〜国境を越えて学び、働くために〜」を開催しました。


グローバルラーニングセンターでは、これまで大学院生を主な対象としたリサーチ・キャンプ等を通じ、学生の国際的キャリア形成を支援してきました。今回は対象を学部生にも拡大した特別セッションとして実施したところ、学部1年生から博士後期課程4年生まで約40名が参加し、幅広い年次の学生が大学での学修と社会での活躍とのつながりを考える機会となりました。


ゲストスピーカーには、ノースカロライナ大学シャーロット校人文科学・地球科学・社会科学学部言語・文化・翻訳学科のバナージ・エニカ先生をお迎えし、日米におけるビジネス・教育・研究など多様なセクターでのご経験に基づき、参加学生と対話を交えながらご講演いただきました。講演では、国や地域によるビジネス文化の違いと適応の工夫、身につけておきたい「転移可能なスキル(Transferable Skills)」、世界を移動しながら働くことの意義と求められる資質、将来多国籍チームで活躍するために大学生のうちに経験しておくべきこと等が取り上げられました。


続くグループワークでは、背景や価値観の異なる他者との協働プロジェクトをケースに、自身が担う役割やそこから得られる成長、それらの学びをビジネスやアカデミアなど将来希望する環境に適用する方法、さらに、就職活動や大学院進学の局面で他者に効果的にアピールする方法について考えました。会場では、学年や専門分野を横断した活気ある議論が展開され、新たなネットワーキングも生まれました。


参加学生のコメントとして、特に学部低学年からは「早い段階から計画を立て、自分の能力や意欲を表現できる機会に挑戦していく重要性を感じた」との声が聞かれました。一方、大学院生からは「自身の経験則と重なる示唆も多く納得した。今後国際的なキャリアを築く上での行動やマインドセットを見直すきっかけになった」等の振り返りがあり、それぞれの背景やレディネスに応じた学びと刺激につながったようでした。


東北大学では、引き続き、大学での学修・研究活動と社会での課題解決やキャリア形成を有機的に接続し、次世代を担う学生たちの自己・相互研鑽を促進してまいります。