2017年8月1日(火)に東北大学片平北門会館エスパスにて、平成29年度第1回「東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞授与式」及び「東北大学グローバルリーダー育成プログラム(TGLプログラム)グローバルリーダー認定証授与式」を開催しました。
 グローバル萩海外留学奨励賞はこの夏から海外留学をする優秀な学生に、グローバルリーダー認定証はTGLプログラムに参加し所定の条件を満たしてグローバルリーターに認定された学生に授与されるものです。
 授与式では、関係者参列のもと里見総長より激励の言葉と共に14名にグローバル萩奨励賞が、6名にグローバルリーダー認定証が贈られ、代表者3名が挨拶し今後の抱負などを述べました。


グローバル萩海外奨励賞 大学院生代表
工学研究科 博士前期課程1年 田中 裕夏子さん

留学先:シンガポール・ナンヤン工科大学
シンガポールは、その狭小な国土ゆえに世界トップクラスの水浄化技術を持つ国であり、そこで学習した最先端の水処理システムに関する知識、また、その専門知識を英語で他人に伝えるためのコミュニケーション能力を身に付けたいと考えている。将来は、留学先で培った土木の知識と英会話の技術を土木の各分野の専門家との議論の場、あるいは現地で実際にインフラの運用を行う人たちや利用者の人たちとのコミュニケーションの場面で活かしていきたい。(一部抜粋)

グローバル萩海外奨励賞 学部生代表
理学部 3年 児玉 祥太さん

留学先:スイス連邦工科大学ローザンヌ校
スイス連邦工科大学ローザンヌ校は著名な理系大学であり、さらに、ある世界大学ランキングでは世界で最もインターナショナルな大学に選ばれたほど、たくさんの国や地域から人々が集まる国際色豊かな大学である。そんな留学先で、有機化学を専門とする研究室に実際に所属し、英語をコミュニケーションの道具として用いながら研究の基本を学び、そして世界中から集まる様々な人々との交流を通して多角的に物事を分析できるスキル、感覚を育んでいきたい。(一部抜粋)

TGLプログラム グローバルリーダー認定者代表
教育学部 3年 川村 昇さん

「異文化コミュニケーションを通じて世界を知ろう」という授業をきっかけに国際交流に興味を持ち、TEA’s EnglishやStudy Abroad Program(SAP)へ参加し、この9月からは、カリフォルニア大学リバーサイド校に長期の交換留学をする予定である。TGLプログラムを通じて得た最大のものは、“人とのつながり”ではないかと考えている。この2年と半年だけでも、日本に、そして世界に、数多くの友人ができた。TGLプログラムや国際交流に目を向けていなかったら築けていなかったであろう、彼らとの“つながり”こそが、本プログラムを通じて得たかけがえのない財産であると感じている。(一部抜粋)