東北大学主催による「J S Tさくらサイエンスプログラム2023」が開催され、タイのトップ3高校(Mahidol Wittayanusorn高校、Kamnoetviyaサイエンスアカデミー、Suankularb Wittayalai 高校)から学生9名、引率教員1名の計10名が参加しました。

るーぷる仙台(市内循環バス)での仙台市内の歴史施設訪問・東北大学のキャンパスツアーの後、国際放射光イノベーション・スマート研究センター(SRIS)の吉田准教授と多元物質科学研究所(IMRAM/SRIS)の南後教授による「次世代放射光施設ナノテラス」の科学技術と応用についての講義を受講しました。その後、川内キャンパスにてFGL小池特任准教授による国際共修授業をFGL学生・日本人学生と共に受講しました。


川内キャンパスでの講義に参加しました

川内キャンパスでの講義



訪問期間中、FGL学生引率の元、FGL の3コース(AMC, IMAC-U, AMB)で行われているプレゼンテーションや小講義また、各コースの研究所訪問を楽しみました。
IMAC-Uコースでは吉田教授と平田教授よりロボット工学について、AMCコースでは永次教授や南後教授によるバイオケミカル分野についての講義を受けました。


FGLコース訪問 IMAC-U青葉山キャンパス  FGLコース訪問 AMC片平キャンパス

FGLコース訪問(左:IMAC-U青葉山キャンパス、右:AMC片平キャンパス)


11月9日(木)午後は、仙台第三高等学校(スーパーサイエンスハイスクール指定校)を訪問し、“三高探究の日”(イノベーションフェスタ)に参加、各学生が自身の科学研究について発表を行い交流を深めました。発表後には三高の学生による学内ツアーが行われ、日・タイで科学の分野を超えた親交を深める事ができました。
仙台でのプログラム最終日には、学生がIRIDeS:国際災害科学研究所、そして荒浜小学校を訪問し、東日本大震災による大きな被害とその復興への道のり、大学の役割など多くの学びを得たようです。
その後川内キャンパスへと戻り、参加学生によるラップアップセッションが実施され、各学生がさくらサイエンスプログラムでの体験を教職員とともに期間中ずっとサポートしてくれたタイ出身の先輩学生と共有しました。セッション終了後にはプログラムの修了及び科学分野への貢献を賞して参加者全員に修了証書が手渡されました。

仙台三高訪問

仙台三高訪問


11月11日(土)さくらサイエンスプログラムも最終日を迎えました。今後も各国から留学を希望する高校生を迎え、FGLプログラムを紹介する機会を増やして行きたいと思います。