ICL科目
バネルジー・トリシット 【国際共修】「フィールドから見つめる未来:福島浜通りの復興を考える」(英語)
- 1. 開講科目名
- 多文化特定課題
- 2. 講義題目
-
【国際共修】「フィールドから見つめる未来:福島浜通りの復興を考える」
- 3. 単位数
- 2
- 4. 対象学年
- 学部生
- 5. 担当教員
- バネルジー・トリシット
- 6. 学期
-
秋学期
(開講期 10/01/2025~02/03/2026)
- 7. 曜日・講時
- 木曜・5限 16:20-17:50
- 8. 教授言語
- 英語
- 9. 授業概要、ねらい
- 本講義では、2011年の東日本大震災、津波、ならび原発事故後の福島沿岸部(浜通り)における復興への取り組みを調査・探究します。地域社会の役割や新興産業に焦点を当て、グループワークや福島県双葉町へのフィールドワークといったアクティブ・ラーニングを通じて、震災の影響を分析し、復興の課題について理解を深め、学際的な問題解決のスキルを開発します。最終的には、文化的感受性に対するエンパシーを養い、まち作りの課題にグローバルな観点で取り組む力を身につけます。
- 10. 授業計画
-
第1週: オリエンテーション
講義の概要やシラバスの紹介
第2週: チームビルディング
福島の概要を学ぶ
第3週: ケーススタディ 01: 大熊ネクサスファーム
大熊におけるいちご農業の課題を分析し、グループワークで話し合う
第4週から第6週: 福島県フィールドワーク - 部分一 (2025年10月25日 8時〜18時)
双葉の街歩きツアー
浜通りの概要と復興の課題
第7週: フィールドワークの振り返り
第8週: ケーススタディ 02: 浅野撚糸
針縄の産業と地域の問題について課題分析
第9週: ケーススタディ 03: アートNPO団体 インビジブル
富岡町のNPO inVisible(アート)の事例を通じて、第3次産業における課題について議論する。
第10週から第12週: 福島県フィールドワーク - 部分二 (2026年01月17日 8時〜18時)
FONT(F-ATRAs)ワークショップ。地域の復興課題に関するさまざまな視点を分析
第13週: グループワーク
宮城・東北の地域問題を調査し、最も重要な課題を調査
第14週: プレゼンテーションの練習
第15週: 最終プレゼンテーションと振り返り
宮城・東北における主要な課題に対する解決策を発表し、学んだ教訓について振り返る。
- 11. 成績評価・課題
-
· 出席 (30%)
· グループワーク (20%)
· 振り返り (20%)
· 最終発表 (30%)
- 12. 教科書
- 13. 授業時間外学修
- 学生は、指定された文献を読んで授業での議論に備える必要があります。授業外でのグループ活動は、週に約2時間程度を予定しています。フィールドワークは、1回につき1日を要する訪問で、合計2回実施されます。訪問が難しい学生(東北大学生以外のみ)のために、オンラインコンテンツを提供します。
- 14. 履修上の注意
- 15. シラバス掲載URL
- 【国際共修】「フィールドから見つめる未来:福島浜通りの復興を考える」
- 16. ICL履修生定員
- 5
- 17. 語学要件
- 日常会話程度の英語力
- 18. 国際共修活動の頻度
- 100%
- 19. その他
(ICL履修学生固有の留意事項)