ICL科目
モリス・ジョナサン 日本の文学と文化を知る2
- 1. 開講科目名
- 日本の文学と文化を知る2
- 2. 講義題目
- 日本思想史
- 3. 単位数
- 2
- 4. 対象学年
- 学部1~4年生
- 5. 担当教員
- モリス・ジョナサン
- 6. 学期
-
秋学期
(開講期 09/29/2025~01/23/2026)
- 7. 曜日・講時
- 水曜・3限 12:40-14:10
- 8. 教授言語
- 英語
- 9. 授業概要、ねらい
- この英語によるコースは、日本思想史という分野をトピック・ベースのアプローチで紹介します。様々な時代の思想史に関連する議論や、最近の学問が提供するよりニュアンスに富んだ正確な叙述を取り上げます。具体的には、「神道」などの日本思想の諸側面が時代とともにどのように発展してきたか、そしてこれらの概念に対する学問的な理解がどのように変化してきたかを詳しく説明します。このコースでは、知識体系としてだけでなく、方法論としても日本思想史を幅広く紹介します。
- 10. 授業計画
-
第1回 オリエンテーションと入門講義
第2回 仏教思想の基本
第3回 大乗仏教の思想
第4回 密教の思想
第5回 浄土宗の思想
第6回 禅仏教の思想
第7回 儒教思想の基本
第8回 古典的な儒教思想
第9回 日本における儒教思想
第10回 道教思想の基本と日本の道教思想
第11回 江戸時代の思想
第12回 近代日本の思想
第13回 戦後の日本思想
第14回 ALH1: 学生は、Herman Ooms “Early Modern Japanese Intellectual History: USA, France, and Germany” in ‘Journal of The Historical Society’ Volume 5, Issue 4, p483–501 (オンラインで入手可能)を読み、500~800語の詳細な要約と感想文作成の準備を行う。このアクティブラーニングはオンデマンドであり、書面による提出期限(ALH2)までの間、随時行うことができる。
第15回 ALH2: 学生は、Herman Ooms “Early Modern Japanese Intellectual History: USA, France, and Germany” in ‘Journal of The Historical Society’ Volume 5, Issue 4, p483–501 (オンラインで入手可能)を読み、500~800語の詳細な要約と感想文を作成する。このアクティブラーニングはオンデマンドであり、第13回授業一週間後の提出期限まで(Google Classroomにて)随時提出可能である。
- 11. 成績評価・課題
-
要約/レビュータスク: (ALH2) 25%
リサーチエッセイ: 75%
講師の指導のもと、日本思想史にまつわるテーマでリサーチエッセイを作成し、方法論の指導を受ける。エッセイの長さは、最低2000語。第13授業回の一週間後の提出期限まで(Google Classroomにて) 随時提出可能である。
- 12. 教科書
- 教科書はなく、教材はすべて講師が準備する。
- 13. 授業時間外学修
- 学生は、日本思想史に関する広範囲にわたる文献を読むこと。
- 14. 履修上の注意
- 学生は、日本思想史に関する広範囲にわたる文献を読むこと。
- 15. シラバス掲載URL
- 日本の文学と文化を知る2
- 16. ICL履修生定員
- 10名
- 17. 語学要件
- 学生は、入門レベルの大学講義を理解するための十分な聴解能力と、ディスカッションに参加するための十分な発話能力を有するべきです。
- 18. 国際共修活動の頻度
- 100%
- 19. その他
(ICL履修学生固有の留意事項)