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2019/04/19(Fri) 11:21
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大学の世界展開力強化事業によるロシアへの学生派遣プログラム「2019春TUCPR」を実施

本学は平成26年度大学の世界展開力強化事業(ロシアとの大学間交流形成支援)に採択されたことを受け、ロシアのモスクワ国立大学、ノボシビルスク国立大学及びロシア科学アカデミーシベリア支部、極東連邦大学及びロシア科学アカデミー極東支部との共同教育プログラムを開発・実施しています。

上記プログラムの1つとして開発された異文化体験型学生交流プログラムTohoku University Cross-Cultural Program with Russia(TUCPR)も本年度で5回目の実施となり、本学学部生15名が2月20日~3月6日の日程でモスクワ国立大学での現地研修に臨みました。研修では、ロシア語講座以外にもロシアに関する講義や美術館などの施設訪問を行うことでロシアの歴史や芸術に触れる機会を得たほか、プロジェクトワークなどの共修授業や放課後の交流を通してロシア人学生との親睦を深めました。

また、今回は実際に日露交流推進に携わっている日本貿易振興機構や国際観光振興機構のモスクワ事務所を訪問し、日露関係の現状と戦略的パートナーとしてのポテンシャルについて学んだことで、学生たちはロシアを単なる留学先ではなく、日本のビジネスパートナーとして将来自分が関わる可能性についてもイメージすることができ、これまで近くて遠い隣国であったロシアを日々の生活にかかわる身近な存在として認識を改めることができました。

イメージしていた寒くて怖いロシア、しかしステレオタイプとはかけ離れたロシア人の温かさに触れて過ごした充実の2週間となりました。

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TUCPRレポート(2015~2019)
https://www.insc.tohoku.ac.jp/cms/japan-russia/?pg=100806215444

ノボシビルスク国立大学一行が本学を訪問

2019年2月18日(月)、本学の大学間学術交流協定校であるノボシビルスク国立大学から、Elena VOYTISHEK 人文学院東洋学科長を代表とする一行が本学を訪れ、植木俊哉理事・副学長を表敬訪問しました。

201902_ノボ大集合写真

ノボシビルスク国立大学一行が本学を訪問
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/02/news20190225-01.html

その後、2月18日(月)及び19日(火)の2日間にわたり、日露ワークショップ"ASIAN STUDIES AT NSU AND TU Ⅳ"が開催されました。以下に参加者の一人であるAnastasiia Rechkalovaさん(ノボシビルスク国立大学人文学院大学院生・本学ロシア代表事務所シベリア支部職員)の手記を紹介します。


日露ワークショップとは、東北大学東北アジア研究センターとノボシビルスク国立大学人文学院の共同プロジェクトです。ワークショップは2部構成で開催されました。まず2018年10月、東北大学の代表団がノボシビルスク国立大学を来訪し、学生と大学院生のために英語と日本語による公開講座を開催しました。また、人文学院東洋学科が主催する研究ゼミにも出席しました。その後2019年2月、ノボシビルスク国立大学の若手研究者と教授が東北大学を訪問しました。

ワークショップは毎年開催され、今年で4回目になります。今年はワークショップの進め方が少し改善されました。様々なトピックをより詳しく効果的に議論するために、期間が2日間に延長されたのです。初日である2月18日には、両校の教授が、日本におけるエネルギー媒体としての水素利用や極東地域における香道の道具などに関する様々な先端研究の発表を行いました。特に、東北大学の研究者による自然災害から東北地方の歴史遺産を保護する活動成果のプレゼンテーションは、出席者の関心を大いに掻き立てました。

2日目の19日には、両校の若手研究者が広い範囲におよぶテーマについて議論しました。例えば、シベリア地方の諸民族がロシア皇帝へ忠誠を誓う特徴に関する研究、9世紀の日本の陶器に関する実証研究、日本における「森林ボランティア」の活動に関する研究、徳川家の家紋の研究、日本正教会の儀式に関する研究、中国の三国時代の将軍である公孫氏の地位を定義する正確な用語に関する研究、中国の現代小説家・穆時英の小説における近代性に関する研究などです。

閉会式の前には、青山学院大学のPeter Podalko教授のファシリテーションで、参加者はラウンドテーブル形式で積極的に意見交換しました。

201902_日露WS

今回のワークショップは私にとって4回目ですが、参加することが毎年ますます面白くなっています。 発表のテーマと発表者の専門が多様化し、人文学の研究レベルが高まるとともに、日露の若手研究者と両校の関係は強化されています。東北大学の同僚と同様、私も現代的なトピックに関して知識を交換し、共同研究プロジェクトの展望について話し合う機会を得られて本当に嬉しいです。

閉会式の後、参加者同士でプライベートな交流ができました。 私たちは連絡先を交換し、これからも親しい関係を築いていこうと約束しました。日露ワークショップは終了しましたが、私はすでに東北大学の同僚や友人と再会することを楽しみにしています!