2017年12月18日(月)に東北大学片平北門会館エスパスにて、平成29年度第2回「東北大学基金グローバル萩海外留学奨励賞授与式」を開催しました。
 グローバル萩海外留学奨励賞は、この冬から海外留学をする優秀な学生に授与されるものです。授与式では、関係者参列のもと里見総長より激励の言葉と共に6名にグローバル萩奨励賞が贈られ、代表者が挨拶し今後の抱負などを述べました。また、過去の受賞者も参列し、自身の留学経験を踏まえ、受賞者に激励の言葉を贈りました。


グローバル萩海外留学奨励賞 受賞者代表
理学部 4年 大浦 早紀さん

留学先:ドイツ・ゲッティンゲン大学
今回の留学を決めた大きなきっかけとなったのは、大学のスタディアブロードプログラム(SAP)でした。オーストラリアのシドニ―に行き、言語や文化はもちろんのこと、国や民族による感性や考え方・空気感までもが違い、世界はこんなにも広いのだと気づくことができました。それと同時に、私が将来競わなければならないフィールドもこんなに広いのだということを知った瞬間でもありました。この体験が、今回の交換留学を希望する動機になりました。
そして、今回の留学の目標は、学術的な専門性、外国語運用能力、幅広い視野や考え方、この3点において成長することです。これら3つの目標の達成を目指すことにより、日本を客観的にとらえ、自分がどのように社会に貢献できるのかを今一度問い直してみたいと思います。そして、将来世界を舞台に率先して働くことのできる人材となるための、大きな一歩としたいです。(一部抜粋)

過去のグローバル萩海外留学奨励賞受賞者による留学経験談
経済学部 4年 山本 日向子さん

留学先:シンガポール国立大学
2年前、この場にグローバル萩海外留学奨励賞の受賞者として出席しておりました。その後、シンガポール国立大学への1年間の交換留学を経験しました。留学先としてシンガポール国立大学を希望したのは、世界でも高い評価を受ける大学であること、また発展段階にある東南アジアの経済の中心地であることに魅力を感じたためでした。
留学先では、主にシンガポールの経済や東南アジアの文化について学びました。学外の活動も含め、金銭的な不安を抱かず充実した留学生活を送ることができたのは、グローバル萩奨学金のおかげです。東北大学基金、そして支援者の皆様に心より感謝しております。
これから出発するみなさんには、留学先で色んなところに飛び込んで、日本ではできない経験をしてもらいたいと思っています。応援しています。(一部抜粋)