国際交流センター活動報告(受け入れ)

海外留学生受け入れプログラム

東北大学には様々な学生受け入れプログラムがあります。
2010年は、国際交流センターでは7つのプログラムを実施し、アジアや欧米の協定校より246名の学生を受け入れました。

2010-2011 各種受け入れプログラム一覧
プログラム 受入数
(人)
JYPE Junior Year Program in English
協定校に所属し、理学、工学、または農学を専攻する学部生を対象としたプログラム。1学期または1年間の交換留学。
68
IPLA Tohoku University International Program in Liberal Arts
協定校に所属し、社会・人文科学系の学問分野を専攻する学部・大学院生を対象としたプログラム。1学期または1年間の交換留学。
19
DEEP Direct Enrollment Education Programs
協定校に所属する学部・大学院生を対象とし、本学の学部・研究科に直接配置されるプログラム。留学生は各部局が提供する通常の科目を履修する。1学期または1年間の交換留学。
77
COLABS Cooperative Laboratory Study Program
協定校に所属する理工系の大学院生を対象とした研究に主眼を置いたプログラム。配属された研修室では、指導・支援を受けながら研究活動に従事する。1学期または1年間の交換留学。
23
ICI ECP Industrialised Countries Instrument Education Cooperation Programme
ICI ECP加盟校に所属する大学院生を対象としたプログラム。日本側は本学の他、京都大学、大阪大学が加盟。海外からはハイデルベルグ大学・ボーフム大学(独)、グローニンゲン大学(蘭)、ウプサラ大学(瑞)が加盟。
5
TUSP Tohoku University Summer Program
協定校に所属する学部生(専門分野を問わない)を対象とした2週間の夏期ショートプログラム。
30
TESP Tohoku University Engineering Summer Program
協定校に所属する工学系・修士課程の大学院生を対象とした2週間の夏期ショートプログラム。初年度の2010年はロボティクスをテーマに実施。
24
受入人数合計 246

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JYPE参加学生の声

カリフォルニア大学 アーバイン校 DO, Doanh Quoc

[写真]
フィールドトリップにて。
左端が、DO, Doanh Quocさん。

 東北大学のJYPEプログラムは、世界中から学生の集う素晴らしいプログラムです。可能性に富む若い研究者を世界中から受け入れ、多文化交流の機会も同時に提供されています。街を取り巻く美しい環境の中にあり、「杜の都」と呼ばれる仙台で、東北大学の研究室は家族のように温かでした。研究に取り組むと同時に、私たちはスポーツやパーティーを楽しみ、旅行に出かけることもありました。心温まる思い出や友情でいっぱいになったこの1年を、私は一生忘れないでしょう。

Tohoku University Summer Program 2010

7.25−8.7

 中国、フィンランド、フランス、米国の協定校から29名の学部生が参加し、「Interdisciplinary Study between Advanced Technology and Social Science」をテーマに、理工学、社会・法学などの中から7‐12講義を選択し受講しました。また、参加学生は5グループに分かれ、テクノロジーと社会の関わりについて、講義で学んだ議題やその周辺の問題についてリサーチをし、プレゼンテーションを行いました。
 講義シリーズの他にも参加学生は、仙台ニコンへの視察を通し先端産業に触れ、松島へのフィールドトリップ、瑞巌寺での座禅体験、琴・尺八・津軽三味線のコンサート鑑賞を通し、日本伝統文化に触れ、1泊2日のホームステイでは、日本人の暮らしを体験しました。2週間に渡り参加学生のサポートをした東北大ボランティア学生とは、学外でも親交を深め、友情を育みました。2007年に始まり今年4年目を迎えたTUSPは、講義やグループワーク、プレゼンテーションなどさまざまな場面で東北大生も参加できるプログラムです。活発なディスカッションや質の高いプレゼンテーションに海外の学生と肩を並べて参加することで、東北大生も普段の学生生活では得ることのできない多くを体得することができます。

TUSP2010参加学生の声

カリフォルニア大学 デイビス校 Micheal Kofol

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ボランティア学生との交流パーティにて。
右から3人目が、Michael Kofolさん。

 TUSPで、最も思い出深い経験は、最終日に行ったプレゼンテーションです。多様な文化背景を持つメンバーと共に行ったグループワークは、何物にも代え難い貴重な体験となりました。プレゼンテーションを準備するにあたって、私たちにはそれぞれ全く違う考えがありましたが、一人ひとりの考えは尊重され、大切に扱われました。最終的に完成したプレゼンテーションは、メンバーの文化的特徴と、一人ひとりの個性が織り混ざった、たいへん興味深いものでした。TUSP2010は、私にとって楽しい交流の場であり、素晴らしい学びの機会となりました。

Tohoku University Engineering Summer Program 2010-Robotics

7.25−8.7

 欧州大学の理工系分野の修士課程の学生を対象とするサマープログラム (TESP2010-Robotics)を開催しました。
 初めての実施となった本年度は、デンマーク工科大学、アアルト大学 School of Science and Technology、チャルマース工科大学、スウェーデン王立工科大学、国立ボルドー高等電気情報通信大学、ミュンヘン工科大学、ローマ大学ラ・サピエンツァ、スイス連邦工科大学の8大学から20名以上の学生が参加しました。本学工学系の先進分野ロボティクスをテーマに指導は英語で行われ、青葉山キャンパスにて、参加学生が15の講義を受講しながら、6研究室に分かれHands-On Activityを行い、最終日にグループごとにファイナルプレゼンテーションとデモンストレーションで成果を発表しました。また、茶道体験、着付け体験、松島散策などを通じて伝統的日本文化に触れるとともに、希望者は週末に日本人家庭でのホームステイを体験しました。プログラムを通じて東北大学生がボランティアとして活躍し、交流により両者にとって将来につながる国際的ネットワークの促進を図ることができました。

TESP2010参加学生の声

デンマーク工科大学 Mikkel Viager

[写真]
フィールドトリップ(松島)にて。
後列左から3人目が、Mikkel Viagerさん。

 今回が初めての来日ということもあり、日本への到着直後は文化の違いに戸惑いました。でもそんな不安な気持ちも、仙台に着いてすぐに消え去り、私は穏やかな気持ちを取り戻していました。そしてサマープログラムの間に、私はすっかり仙台の虜となり、フレンドリーな人々が好きになりました。今回のサマープログラムが全体的にとても充実していたのは、たくさんの文化体験が準備されていたからだと思います。ロボティクスという東北大学では高水準にあるトピックを学びながら、日本、そしてヨーロッパからの新しい仲間と共に、楽しい日々を送ることができました。また、ガイドとしてキャンパス内外で手助けしてくれた東北大学のボランティア学生に、深く感謝しています。彼らは仙台市内の観光スポットや遊びに行く場所など、どこに行けばいいか熟知していたので、本当に助かりました。
 綿密に計画されたプログラム、フレンドリーな人々、刺激的な研究テーマ、文化体験、七夕祭り...今回のTESPへの参加を振り返り、私の頭に浮かぶのはこれらのキーワードです。
 東北大学でのTESP2010への参加は、私の人生の中で、最も思い出深い体験の1つとなりました。私はまたいつか、必ず仙台に来るでしょう。